究極の選択
今日は、昨日と比べてかなり肌寒いお天気。小雨もパラパラ。
気温差は-14℃だとか。。体調崩しちゃいます。。
ブログ開設1周年のお祝いコメント、どうもありがとうございました。
温かいお言葉ばかりで、続けてきて良かったと心から思っております。
分からないことだらけでまだまだ未熟者ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。
PCの調子がイマイチです。
更新したいのに出来ない。。辛いですね。
ドッグラン講習会に参加してきました。
とはいえ、内容的にはドッグランで仲良く遊ぼう!というものではなく、
犬を躾するにあたって基礎中の基礎を学ぶ講習会でした。
私は今までトレーナーさんの下に通ったり、単発的にしつけ教室に通ったりしてきました。
本来なら犬の混乱を防ぐためにも一貫した躾をするべきなのだと思います。
色々な場所でトレーニングするならうちには来ないで下さい、と断られたこともあります。
確かにトレーナーさんによって躾方もマチマチで、
カラー1つをとってもチェーンにすべき、ハーフチョークで十分。。といった具合。
でもどのトレーナーさんでも最初に言われることはただ一つ、
それは「飼い主が変わらなければ何も変わらない」ということ。
この根本的なことができなければ、いくらトレーニングしても無駄。。。
今回の講習会でも、まず先に話されたのはこのことでした。
参加されたワンは30頭あまり。
超小型犬から大型犬まで。その内ボーダーはゆずを含めて4頭でした。
小型犬ではMダックス、中型犬では柴犬が圧倒的に多かったです。
まず小型犬と中・大型犬に分け、
飼い主がトレーナーさんの話に集中できるように犬を落ち着かせることから始まりました。
初めての場所にたくさんの犬。。落ち着けるコはほとんどいません。
吠え立てるコ、粗相するコ、脱走するコ。。。
ゆずも耳がピンっと立ち、私に集中できる状態ではありませんでした。
トレーナーさんが落ち着かせる方法を伝授してくれました。
その方法とは、犬に「生きるか死ぬかの究極の選択」を強いるということ。
犬は自ら命を絶つことはしません。
苦しい→死にたくない→諦めておとなしくなる。。というもの。
虐待ではありません、あくまでも飼い主が絶対だと態度で示すためのものです。
やり方はシンプル、ただ首輪近くのリードを踏む。。それだけです。
アイコンタクトは絶対にしない、ただ踏む。
暴れるようならもっと首輪近くを踏み、そして離さないこと。
たったこれだけで30頭の犬達は大人しくなりました。
飼い主がトレーナーさんに集中できるようになり、犬との接し方のお話に移りました。
本来犬は母犬が子犬に躾をします。
トレーニングは「できたら褒める」と良くありますが、犬同士が褒めあうことはありえないという話。
では母犬はどうやって子犬を躾けるのか?
「叱る」。。これだけです。
悪いことをしたら叱る、母犬だって気分がのらない時もある、そんな時は叱る。
この母犬と同じ叱り方を教えていただきました。
第一段階→無視、第二段階→唸る、第三段階→威嚇する、です。
一番大事なことは、決して体罰ではないということ。寸止めで終わらせること。
マズルを掴んで押さえつける。。これはやってはいけないことだと教わりました。
そして唸る、威嚇するはできるだけ重低音で。高音では効果がほとんどないそうです。
叱ってばかりで嫌われないか心配。。との声もありました。
でも子犬って母犬のことが大好きですよね。
そのことについて、母犬は2つのことで子犬を育てているとのこと。
1つは「叱る」、そしてもう1つは「遊ぶ」です。
怒るとものすごく怖い!でもいっぱい遊んでくれる楽しい先生。。人間社会と同じなんですね。
そのほかにも為になるお話がたくさんありました。
そしてこの間だいたい1時間半ほどでしょうか。。。
生きるか死ぬかの究極の選択を迫られてた犬達。
途中鳴き叫ぶコや暴れて飼い主様が転んでしまう場面もありましたが、
ほとんどのコが足元でフセをし、そして寝ていました。
これには飼い主一同みなビックリ!
チワワちゃんやトイプーのような普段なら抱っこされるであろうコ達も全てです。
ドッグカフェでゆっくり食事することだって夢じゃない!!
これだけでも参加した意味があったように思います。
さて。。ずいぶん長々になってしまいましたが。。
私、様々なトレーナーさんの意見や指導を受けることも大切なことなのかも。。と思いました。
躾け方は多種多様。。その中で自分にあったやり方を見つけるのもいいかなって。
だって根本はみな同じ、「私達飼い主次第」なのですから。
※トレーニングについては様々なやり方があり、また賛否両論もあるかと思います。
ただただ私の思うままを書いただけなので、そのことを了承していただけたらと思います。
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